まだまだ日中はうなだれるように暑いですが、朝、晩は涼しくなりましたね。
季節の変わり目は気温差で、体調を崩しやすくなってしまいます。
こんなときほど、いつもより自己管理をしっかりとして体調を崩さないようにすることが重要です。
<体にビタミンやミネラルたっぷり補給してあげよう>

夏の暑さで食欲が落ちると、必要なビタミンやミネラルが不足しがちになってしまいます。
この状態が続いたまま、寒い日が増えてくる秋に向かうと上手く体が調整できなくなってしまいます。
食欲がないからと食事を抜いてしまうと、自律神経が乱れてしまい、胃腸が弱ってしまいます。
食事を抜いたり、次には食べ過ぎたりと胃腸を酷使してしまうのは避けたいですね。
また夏に暑いからといって、冷たい物を摂りすぎてしまった胃腸や体は冷えています。
冷たい物ではなく、温かく消化のいい食べ物や飲み物を規則正しく食べ、
体調を整えていくことが大切です。
そこでおすすめしたいのがビタミンもミネラルもたっぷり摂れる「かぼちゃスープ」です。
<かぼちゃの栄養と効能>

秋はかぼちゃが旬な季節ですね。
かぼちゃには実だけでなく、皮や種、ワタにまで栄養がたっぷり含まれています。
かぼちゃの栄養素にはBカロテン、カリウム、食物繊維、ビタミン類、オレイ酸が含まれています。
・βカロテン
体内でビタミンAに変わるβカロテンがが含まれており、かぼちゃを食べると風邪予防になると
言われているのは、粘膜や皮膚の抵抗力を高めるビタミンAの働きがあるからです。
西洋かぼちゃは、日本かぼちゃの約5倍のβカロテンが含まれています。
・カリウム
カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があります。
浮腫み防止や長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きがあります。
・食物繊維
皮の部分に食物繊維が多く含まれています。消化酵素では消化されず、腸まで届き、善玉菌を増やします。
善玉菌が増えることによって腸内環境を整えてくれ、便秘防止するデトックス効果が期待できます。
消化に時間がかかるので、満腹感が持続し、ダイエットにも効果的といわれています。
・ビタミン類
疲労回復に役立つビタミンB1、皮膚や爪、髪の毛などの健康を維持するビタミンB2、
コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC、血行を促進させる働きがあるビタミンEなど大切なビタミンが
バランスよく含まれています。
・オレイ酸
かぼちゃの種に含まれているオレイ酸は、不飽和脂肪酸で動脈硬化や高血圧、心疾患などの生活習慣病を
予防してくれる働きかあります。
<ビタミン、ミネラルたっぷりかぼちゃスープのレシピ>

【材料】
・かぼちゃ 1/4個
・玉ねぎ 1個
・無調整豆乳 600ml
・コンソメキューブ 1個
・無塩バター 10g
・ブラックペッパー 少々
・塩 少々
【作り方】
1、かぼちゃの種やワタとスプーンで取り除き、玉ねぎは薄切りにする。
耐熱容器にかぼちゃと玉ねぎを入れ、600wの電子レンジで7~8分チンする。
2、熱いうちに皮をはがす
3、ミキサーに豆乳、かぼちゃ、玉ねぎ、コンソメを入れ、スープ状にする。
4、よく混ざったら3を鍋に移し温め、バター、塩、ブラックペッパーで味を整える。
5、お皿に盛って完成。
牛乳ではなく豆乳を使うことでカロリーを抑えることができます。
食欲がないときでもこのかぼちゃスープを飲むだけで体を温め、栄養をたっぷりと摂ることが出来ます。
ぜひお試しください。
<まとめ>
季節の変わり目、夏の疲れで食欲も低下し胃腸の働きも弱っています。
そんなときこそ温かく消化に優しいものを食べ、胃腸をいたわってあげましょう。
お風呂にゆっくり浸かり、早く布団に入り、自律神経を整え、明日に備えることも大切です。
自己管理をし、体調を崩さず、この時期を元気に乗り切りましょう!
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